書評:嫌われる勇気を読んだ
kawa.xxx

- 作者: 岸見一郎,古賀史健
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/12/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (113件) を見る
ある課題に悩んでいる時に、読んでみるとよいよと勧められた本でした。
「世界」が複雑なのではなく、ひとえに「あなた」が世界を複雑なものとしているのです。
もうまさにこんな感じでした。シンプルに考えよう考えようとしていても、どんどん複雑になっていく。とくに対人関係はプログラムのようにデバッグ実行なんてできないですし、特に対人関係のスキルを鍛えてきたわけでないので余計です。そんなモヤモヤの中を振り返っていくと見えてきたのがまさに次の事です。
他者の課題なのか、自分の課題なのかを分離する
本来自分が影響を及ぼせる、及ぼすべきではない課題に対しても必死に何かできないかと考えすぎていました。その課題は誰のものなのかという事が考えられていなかったのです。
課題が誰のものなのか考えられるようになると、あ、これは私がどうこうできるものでは無いなと、自身のストレスもかなり減りました。
考えなくてもよいことを考えすぎずに、いまここに強烈なスポットライトを当てて、仕事に家庭に生きていこうと改めて思えた本でした。
定期的に読み直すと新たな発見がある本だと思えました。
ABOUT ME