Sphinx で Markdown を使えるようにする
kawa.xxx
kawalog
前回の記事で Shinx のセットアップと Markdown を扱えるように設定変更をしました。今回はPDFファイルに出力できる環境を整えた時の備忘録です。
公式のドキュメントによると、Sphinx は LaTeXを利用したPDF出力が可能なようです。ということでまずは、TeXの環境を構築します。
私の環境(Mac)ではインストールの完了までに30分程度時間がかかりました。途中でパスワードの入力も求められるのが注意点ですね。
$ brew cask install mactex-no-gui
インストールが終わったら以下のコマンドで環境をアップデートします。これも結構時間かかります。
$ sudo tlmgr update --self --all
Conf.py に以下の2行を追加する
# LaTeX の docclass 設定 latex_docclass = {'manual': 'jsbook'}
アップデートが終わったら、前回の記事事で作成した index.md のあるディレクトリに移動し、以下のコマンドでPDFが作成できます。
$ make latexpdf
生成されたPDFファイルを開くと、表紙やら目次やらが自動生成されています。肝心の index.md の内容のページはこんな感じでした。
ん?ヘッダーはどこ行った?とかデザインがダサいなとかいろいろ問題がありますね。少しずつ調べてきれいなドキュメントをPDFでも出力できるようにしていきたいと思います。