iPadを使ってRAWを手軽に現像する方法
はじめに
iPadを使っている人は一度は夢見るんじゃないでしょうか?
「全てをiPadでやりたい」
しかし、iPadでRAWを扱うにはまだまだ癖があり、2024年現在で私が考えた最適解をご紹介します。もし、同じようにiPadでRAW現像したい!と考えている人の参考になれば幸いです。
Ankerの小型SDカードリーダーでiPadと接続する
まずはじめに、Ankerの小型SDカードリーダーをiPadに接続します。これにより、簡単に写真をiPadに転送できます。
私が使っているのは以下のSDカードリーダーです。小型なので、持ち出してもほとんど重さを感じないのが良いですね。
iPadの写真アプリに専用のアルバムを作る
次に、iPadの写真アプリ内に専用のアルバムを作成します。これは、転送したR写真を整理しやすくするためです。
アルバムを使えば、編集したい画像をすばやく見つけることができます。
SDカードの写真を、作成したアルバムに全て取り込む
SDカードリーダーを使って、SDカードに保存されている写真を作成したアルバムに全て取り込みます。このプロセスはiPadの高速データ処理能力を活かし、スムーズに行えます。
現像して写真アプリに書き出す
LightroomでRAW写真を現像します。露出、コントラスト、色彩など、様々なパラメータを調整して、写真に最適な仕上がりを実現します。
何よりもiPadのタッチ操作で、さまざまな設定変更が直感的に行えます。ただし、PC版のLightroomに比べて一部の機能がないので、ハードに作品を作りたい人にはむかないかもしれません。
編集が完了したら、写真をiPadの写真アプリに書き出します。これでSNSなどへのシェアができるようになります。
Googleフォトへ自動バックアップ
Googleフォトへの自動バックアップは写真アプリに書き出された時に行われる設定にしているので、特に手動でやることはありません。
これにより、iPadが壊れても画像が消失することがなくなります。別のデバイスからもアクセスできます。
RAWの保管のための操作はMacから行うのが吉
iPadでのRAW画像の扱いには注意が必要です。RAWで保存したつもりが勝手にJPEGに変換されているなんていうことはザラです。
拡張子がRAWファイルのものなのに、容量がJPEGファイル並みなんですよ。どうなってんやぁ!
ということで、大切なRAWデータを失わないように、編集はiPad、データの保管はMacと役割をここだけ分けました。
まとめ
iPadを使用して、可能な限りiPadのみでRAW現像する方法をご紹介しました。この方法を活用して、快適な写真ライフを一緒に楽しみましょう!